ニュースレター7月号

WeWork Japanでは、入居メンバー様によるコミュニティの活性化、そしてコミュニティ内でのオープンイノベーションを推進するため、日々様々な取り組みを行っています。

WeWork に入居することで始まる出会い、他企業メンバーとのビジネス連携、新たなビジネスアイディアの創造など、オープンイノベーションに繋がる様々な活動事例を、毎月お届けしております。ぜひご一読ください。

6月22日に WeWork ギンザシックス（東京）、6月27日に WeWork 御堂筋フロンティア（大阪）の2拠点で、「自治体 x 企業 WeWork共創ドラフト会議イベント（裏）」を開催しました。

本イベントは、4月に開催した「自治体 x 企業 WeWork共創ドラフト会議イベント（表）」の続編で、WeWork に入居している自治体が発表した地域課題に対するソリューションを入居メンバー企業が提案する、裏の回となります。
名古屋市、堺市、神戸市、小田原市、静岡市、福井県、養父市の7自治体メンバーに対して、17社のWeWork 入居メンバー企業がプレゼンテーションを行い、視聴者を含む総勢約130名が参加しました。

本イベントは、3部構成で進行。第1部では、各自治体の地域課題を振り返った後、プレゼンター各社が独自のアイデアを発表。自治体が抱える深刻な課題に対し、それぞれの企業のサービスやプロダクトの強みを活かした課題解決の提案が行われました。第2部では、各自治体が、共創・連携を希望するメンバー企業をドラフト指名（発表）しました。指名先が重なってしまった自治体には抽選が行われ、当たりを引いた自治体が交渉権を得ました。惜しくも第1希望の抽選から外れてしまった自治体にも、第2希望のメンバー企業を指名する機会が用意され、本イベント参加自治体全てが、希望するメンバー企業との交渉権を得ることに成功しました。緊張感に包まれていた会場では、指名を受けたメンバー企業の喜びの声が響くなど、大いに盛り上がりました。第3部では、交流時間が設けられ、参加者同士が積極的に情報交換する様子が見られました。

WeWork らしいユニークなアイディアに端を発した本イベント企画により、自治体とメンバー企業は共創への第一歩を踏み出しました。また、今回はピッチに参加せず視聴のみとなった自治体やメンバー企業も、WeWorkコミュニティ内で連携が生まれる場を体験することができ、WeWork Japan が提供するつながりや出会いの価値を実際に体感いただける貴重な機会となりました。

【ドラフト結果（一部のみ掲載）】
東京開催
・小田原市 x 株式会社MGT
・ 静岡市 x 一般社団法人つむぐ、つづる。
・堺市 x 株式会社プライベートポート

大阪開催
・養父市 x 株式会社CI
・静岡市 x 株式会社ウフル
・福井県 x 株式会社Relic
・堺市 x 株式会社読宣

6月6日、WeWork なんばスカイオにおいて、御堂筋フロンティア、リンクス梅田の大阪3拠点のエンジニアが集まる、「IT ENGINEER MEET UP」を開催しました。

WeWork の大阪拠点には多くのIT企業が入居しており、IT関連のイベント開催を希望する声が多く寄せられていました。2月にIT企業対象の交流会を開催したところ、多くの参加者から、エンジニアに特化したイベントの要望が多く寄せられ、交流会に参加していた株式会社CIとワークスモバイルジャパン株式会社の協力の下、本イベントが実現しました。

本イベントでは、株式会社CIとワークスモバイルジャパン株式会社を含む7社が登壇しました。ライトニングトークでは、各社より、エンジニア出身のCEOからのメッセージや、自社の持つブロックチェーンの技術についてなど、IT業界やSE職に関するトピックについて語られました。

その後、交流を促進する時間が設けられ、業界特有のトレンドやChat GPTなどの最新技術について話し合ったり、ライトニングトークであがったトピックについてより深く情報交換をするなど、盛り上がりを見せました。

本イベントでは、あえて専門性の高いテーマに絞ることで、より有意義なネットワークが築ける場を提供することができました。

6月28日、WeWork 神谷町において、金融業界を牽引してきた2名のリーダー、元みずほ銀行常務の新田信行氏と元HSBC証券社長の立澤賢一氏をお招きし、若手経営者を対象にしたイベントを開催しました。

本イベントは、30名を超える若手経営者が車座形式で集い、各講師と対話する形で進行しました。

まず、新田氏によるセミナー「成功するための経営者の心得と事業価値創造法 ～金融機関がうなる事業価値の見せ方～」では、経営者が成功するための心得として、「幸せの4つの因子」についてお話しいただきました。新田氏が現役の融資担当だった時代は、社長との面会を必須とし、”幸せな”社長を探していたといった体験談も共有いただきました。また、「企業にとって大事なのは従業員かもしれないが本来最も大事なのは社長である。これからの日本は明るく、ポジティブなマインドをもって経営に臨んでほしい」といった助言をいただきました。

次に、立澤氏によるセミナー「激動する真の世界の姿とそれに対応した投資とは？」では、世界情勢を例に、中国、アメリカ、日本の関係を、立澤氏ならではのユニークな視点で解説していただきました。また、参加した若手経営者に対して、「激動の時代における様々な側面でのリスク管理を徹底していくべきだ」といった印象的な提言をいただきました。

セミナー後の交流会では、両氏と参加者の名刺交換や質問が途切れることなく、大盛況に終わりました。

金融界のレジェンドともいうべき両氏をお迎えした対面開催の本イベントは、資料に残せないようなリアルなエピソードも頻発。若手経営者の方々も熱心にメモを取りながら聞いている様子からも、参加者にとって非常に有益なイベントであったと考えられます。

WeWork Japanは今後も、幅広い起業家の皆さんのビジネスを支援し、日本経済の発展に貢献していきます。