2024/04/25
ニュースレター【4月号】 新規事業セミナー・マーケティングDX戦略セミナー・共創型コミュニティイベント・生成AI ピッチを開催
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WeWork Japan からのお知らせ:
<2024年3月実施>オープンイノベーションを推進する取り組み
WeWork Japanでは、入居メンバー様によるコミュニティの活性化、そしてコミュニティ内でのオープンイノベーションを推進するため、日々様々な取り組みを行っています。
WeWork に入居することで始まる出会い、他企業メンバーとのビジネス連携、新たなビジネスアイディアの創造など、オープンイノベーションに繋がる様々な活動事例を、毎月お届けしております。
ぜひご一読ください。
新規事業セミナー「NECの新事業創造の仕掛け人から学ぶ! 大企業イノベーションを推し進める評価制度改革と文化構築の裏側」を開催
3月14日、WeWork 神谷町トラストタワーにて、大企業の新規事業創出支援を目的としたセミナー「NECの新事業創造の仕掛け人から学ぶ! 大企業イノベーションを推し進める評価制度改革と文化構築の裏側」を開催し、NEC Corporate SVP 兼ヘルスケア・ライフサイエンス事業部門長 / BIRD INITIATIVE 代表取締役 北瀬 聖光 氏に登壇いただきました。
北瀬氏は1993年にNECに入社。文教・科学市場での最先端事業開発を多数実現されました。そして、北米dotData, Inc.のカーブアウトやオープンイノベーションによるAI創薬、クラウドファンディングの活用など、大企業におけるイノベーションの組織開発、人材開発、事業開発の実績を多数お持ちです。2023年12月には、初の著書として「大企業イノベーション 新規事業を成功に導く4つの鍵」を出版されました。著書の中で、大企業がイノベーションを成功させるためには、「事業ビジョン」「チームビルディング」「評価制度改革」「事業開発プロセス」の4つが必要であるとされています。本セミナーでは、主に「評価制度改革」に焦点を当ててお話しいただきました。社員15万人の中で少人数の新規事業開発チーム作る際に生まれた既存組織とのギャップや、それに対応した仕組みづくり、新規事業開発チームに対する人事制度のあり方や、新事業開発において事業価値を図る業績評価制度などの取り組み事例を、7社のJVであるBIRD INITIATIVE社を設立された過程とあわせて多数ご紹介いただきました。
また、NECでは、課題や技術を産官学で持ち寄り研究開発を行う「共創型R&D」という新たな研究開発の仕組みを推進されています。デジタル化の進展による社会や組織の課題の複雑化と、その課題解決のスピードアップに向けた研究開発の重要性についてもお話しいただきました。
歴史のあるIT企業であるNECから生まれ、現在テレビCMでも目にする新しいヘルスケア・ライフサイエンス事業をリードする、北瀬氏様の体験から学びを得られる有意義な機会となりました。
都内近郊だけでなく地方からも多数来場した参加者からは、「大企業の中で新規事業を進める北瀬氏自らが、事業開発を進めながら、人事評価制度にまで切り込んで構築してきた事に非常に驚いた」「毎回、新規事業創出において非常に実用的なノウハウを得られるため、次回以降も参加したい」という声が寄せられました。
「美容・健康業界から学ぶ、マーケティングDX戦略」セミナーを開催
3月19日、WeWork リンクスクエア新宿にて、株式会社TailorAppとC Channel株式会社の主催による、「美容・健康業界から学ぶ、マーケティングDX戦略」セミナーを開催しました。
昨今、多くの企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)を活用し、売上や企業価値向上に繋げるための様々な取り組みを行ってます。しかし、特定の領域において成果を出しきれていなかったり、そもそも何から始めればいいのか分からないという声も耳にします。本セミナーでは、マーケティングDXのエキスパートである、C Channel株式会社 サービス事業開発部部長 塩野 聡 氏、株式会社TailorApp ディレクター 大神 晃 氏のお二人に登壇いただき、主に美容・健康食品・ヘルスケア業界を対象としたDXの成功事例や戦略、マーケティングトレンドについて、二部構成で解説いただきました。
第一部は、マーケティング内製化の必要性や、SNSマーケティングのトレンドと成功事例をご紹介いただきました。また、フォロワーの増やし方やBuzzの作り方といったベーシックな課題や、短尺動画の制作方法、フォロワー数よりも1投稿当たりの閲覧数が指標となってきている業界の変化などもわかりやすくご説明いただきました。
第二部は、「新規事業創出と成功を目指すベンチャー企業の取り組み」をテーマに、登壇者によるパネルディスカッションが行われ、ベンチャー企業から見た新規事業立ち上げのスピード感や事業運用方法について、事例を交えながらお話し頂きました。
本セミナーには、WeWork の入居メンバーである美容製品のD2Cスタートアップ企業や、大企業の新規事業としてヘルスケアに取り組む担当者も多数参加し、セミナー後の交流会では、活発な情報交換が行われました。参加した入居メンバーからは、「マーケティング文脈だけではなく事業創出の観点でもヒントになる情報を得られた」「売れる仕組みづくりに特化したDX戦略を学ぶことができた」という声が寄せられました。
WeWork Japan は今後も、多方面に及ぶエキスパートをお招きし、実用的なノウハウを得られる、有益なセミナーを開催してまいります。
「 ビジネスで社会にポジティブな変化を起こそう Vol.1」を開催し、共創型コミュニティで社会課題の解決を目指す
3月19日、WeWork 品川にて、WeWork 入居メンバーである、パナソニックが提案する共創型コミュニティeveriwa (エブリワ) が主催する「ビジネスで社会にポジティブな変化を起こそう Vol.1」を開催しました。
エブリワは、社会課題の解決に向けて、企業・自治体・団体などの既存の枠組みを越えた新規事業の共創を推進しています。解決したい社会課題はあれど、一社だけでは動き出せない、事業化できない、そんな悩みを持つ企業が集い、今後も様々なフィールドでの事業展開を想定しています。本イベントは、エブリワの参画企業が共創しながら課題や活動に取り組み、コミュニティをさらに活性させること目的とし、二部構成で開催しました。
第一部は、エブリワの創設者であり、エブリワのファーストアクションとして、電気自動車(EV)の充電インフラのシェアリングサービス「everiwa Charer Share (エブリワ チャージャー シェア)」を立ち上げた玉川 篤史 氏に登壇いただき、エブリワのこれまでとこれからの取り組みをご紹介いただきました。
第二部は、トークンエクスプレス株式会社 代表取締役 紺野 貴嗣 氏に登壇いただき、ビジネスによる社会貢献を指標化するインパクトマネジメント手法について、専門家の視点より解説いただきました。
イベント後の交流会には、WeWork Japan のコミュニティチームのスタッフも加わり、「それぞれが社会課題を解決するために何ができるかを考え、お互いに自分の持っているピースを出し合ってひとつの和を作ろう」「自社で何ができるのかを考えるいい機会になった。これからのeveriwaの活動を楽しんでいこう」といった、前向きな会話がなされました。
WeWork Japan は今後も、エブリワの取り組みをサポートすることを通して、社会をより良い方向に変えていくネットワークや、学びを得られる機会を提供してまいります。
生成AIを活用した事業を展開するスタートアップ企業6社によるピッチ&ミートアップイベント120名が参加
3月12日、WeWork 渋谷スクランブルスクエアにて、スタートアップと産金学官を繋ぐオープンイノベーションプラットフォーム マスターマインドビジネスコミュニティと WeWork Japanの共催による、生成AIをテーマとするピッチイベントを開催しました。
株式会社DG Daiwa Ventures 投資部長 渡辺 大和 氏、エッグフォワード株式会社 スタートアップ投資統括執行役員 三村 泰弘 氏をコメンテーターにお迎えし、生成AIを活用した事業を展開している以下のスタートアップ企業6社が登壇し、ピッチを繰り広げました。
・AICE株式会社 CEO 佐藤 匠 氏
『生成AIを活用した新規事業立案』
ー AIによって生成されたアイデアの有用性判定などをチューニングして提供。地方自治体などで利用開始されている
・アンドドット株式会社 CEO 茨木 雄太 氏
『コミュニケーションの分析で組織は変わる!AIx人的資本経営』
ー 組織課題の原因の9割を占めるといわれる対人関係を、日々の会話や人的ネットワークなどを元にAIで分析し、人的資本データのプラットフォームを目指す
・株式会社EmbodyMe CEO 吉田 一星 氏
『世界唯一のリアルタイムAI映像生成技術が切り開く生成AIの未来』
ー AIによるリアルタイム映像生成を行う。 VtuberやGameなどで利用されているCGとは違ったアプローチで、人間の描写などCGが不得意な領域や、利用の手軽さで差別化する
・株式会社Legalscape CEO 八木田 樹 氏
『テクノロジーの力で法務領域に「リサーチ」という角度から切り込む』
ー 法律情報のデジタル化を進める。生成された文章には、参考文献をマストにしたPromtを設計する。法律文書の構造化に関する特許を取得
・株式会社テイラーワークス CEO 難波 弘匡 氏 ※ WeWork 入居メンバー
『生成AIを活用した共創マッチングエコシステム』
ー 顧客情報の収集と解析を行い、顧客×顧客や顧客×自社のコラボレーションアイデアを創出するAIマッチメイキングエンジン
・マスターマインドビジネスコミュニティ 主宰 土橋 幸司 氏
ー 2011年よりスタートアップと産金学官を繋ぐエコシステムを運営。スタートアップ支援に専念するため、本年5月法人設立、7月活動開始予定。WeWorkとの連携強化を図る。
当日は、数多くの金融・ベンチャーキャピタルなどの投資関連企業や、大企業の経営企画部門などを中心に、当初の予定を大幅に超える約120名の方が来場されました。
WeWork Japan は今後も、最先端のサービス開発を行うスタートアップ企業と大企業やベンチャーキャピタルが集うプラットフォームとして、あらゆる事業の発展に寄与してまいります。
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