ニュースレター【1月 11日 号外】（株）ＪＲ東日本システムの WeWork における実証実験において、AIロボット「temi」新機能を開発

WeWork Japanでは、入居メンバー様によるコミュニティの活性化、そしてコミュニティ内でのオープンイノベーションを推進するため、日々様々な取り組みを行っています。その中で、今回は、WeWork コミュニティ内でオープンイノベーションが実現した実証実験についてご紹介します。

2022年3月、WeWork Japanは、（株）ＪＲ東日本情報システム（以下「JEIS 」）が実施する、AIアシスタント機能を持った移動可能なパーソナルロボット「temi」の実証実験に参画し、オープンイノベーションのプラットフォームとして、JEISと WeWork メンバー企業とのマッチング機会の提供、および実証実験のフィールドとして、WeWork 拠点の運営管理を行うコミュニティチームの一部業務内容とスペースを提供しました。

※参考： WeWork Japan、 JR東日本情報システムとAIロボット「temi」の共同実証実験を開始

その際「temi」に実装されたのは、「拠点のフロアやイベントなどの案内」「CO2や温湿度を可視化する環境センシング」「パトロールによる電話ブース利用状況認識」の3つの機能でした。この度、本実証実験におけるさらなる取り組みとして、「temi」の新機能を開発しました。一昨年実装した3つの機能のうち、WeWork 入居メンバーが最も利用した「拠点のフロアやイベントなどの案内」を拡張。「temi」上のスクリーンを床に大きく投影し、足でタップすることによって操作が可能となりました。

今回の実証実験に関わったのは下記の5社です。各社の専門性を集結して、WeWork 入居メンバーの利用ニーズが高い機能を開発しました。

• 株式会社JR東日本情報システム
  • 企画・開発、研究テーマや共創の企画、機能検討
• 株式会社アプリズム
  • ソフトウェア開発
• 株式会社ポジティブエッジ
  • イベントデータ取得・表示 、入居企業案内表示
• 株式会社Proximo
  • 画面デザイン、フロアマップの作成
• WeWork Japan 合同会社
  • マッチング機会の提供、実証実験のフィールドの提供、「temi」の管理

「temi」の操作性が飛躍的に向上したことにより、WeWork 入居メンバーは、移動の合間に案内スクリーンを操作して、会議室の場所の確認や室内の3D閲覧、イベント情報などを閲覧することができるようになりました。現在も、WeWork リンクスクエア新宿、 WeWork なんばスカイオの2拠点において、本実証実験を継続しています。

WeWork Japan は、今後もWeWork コミュニティ内でのマッチングとコラボレーションを支援することで、オープンイノベーションの創出を目指します。