Updated:2025.11.14

「U25 We JUMP START!!〜キャリアと起業の一歩目 with 斎藤佑樹さん〜」を開催

2025年10月5日から12日に福岡市で開催されたグローバル・スタートアップイベント「「RAMEN TECH 2025」と連動し、WeWork Japan は、WeWork 天神ブリッククロス にてサイドイベントを開催しました。

その一つとして、10月8日、WeWork 天神ブリッククロス にて、元プロ野球選手で、現在は株式会社斎藤佑樹 代表として活躍され、WeWorkの入居メンバーでもある斎藤佑樹さんを特別ゲストに迎え、U25世代に向けてキャリア形成や起業への挑戦について語っていただく「U25 We JUMP START!!〜キャリアと起業の一歩目 with 斎藤佑樹さん〜」を開催しました。

さらに、WeWork Japan が提供する若手人材育成プログラム「 WeWork Student Ambassador(WSA)」も紹介。WSAは、さまざまなシーンで活躍する社会人とU25(現役大学生)がつながるきっかけを作り出し、社会課題の解決やテストマーケティングなど、実際の職業に触れることのできる学生アンバサダー活動です。本イベントより、2026年1月にスタートする4期生の募集を開始しました。会場には、大学以外で経験を積みたいと考える学生、社会人との接点を求める学生など約40名が集まりました。

<イベント概要>

U25 We JUMP START!!〜キャリアと起業の一歩目 with 斎藤佑樹さん〜

日程: 10月8日(水) 18:30-20:00

会場: WeWork 天神ブリッククロス 14F ラウンジ

プログラム:斎藤佑樹さんトークイベント/ パネルディスカッション / WSAのご紹介・ご案内

▪️斎藤佑樹さん の語るこれまでとこれから 

甲子園、プロ野球で注目され続けてきた斎藤佑樹さん。現在は野球界やメディアでのご活躍だけでなく、起業家として「はらっぱスタジアム」や飲食商業施設などの経営・運営に加え、CM出演や写真家としてクリエイティブな活動もされています。斎藤さんの小学校1年生で野球に出会った頃から多方面にわたり活躍する現在に至るまでと、これからの斎藤さんについてお話しいただきました。

学生時代は厳しいトレーニングや学業との両立などに追われながらも、仲間との協力や継続する力を身につけながら、憧れだった松坂大輔選手と同じ舞台に立つことができたこと。プロ入り後は、周囲のプレッシャーやケガと戦う中で、謙虚さや感謝をすることの大切さを学ぶことができ、大きく成長できたという壮絶な経験を、ユーモアを交えながらご紹介いただきました。

最後に会場の学生に向けて、「何か挑戦することってすごく大事だと凄く思うんです。失敗を恐れたり迷ったりしても進んでみると意外と大丈夫、いけるって思うことが多いのではないでしょうか。やらないよりはどんどん経験してどんどん失敗してまた挑戦する。僕の野球人生はトライアンドエラーの繰り返しだったなと思います。加えて大切だと思うのが、謙虚さと人とのつながりです。人は自分ひとりでは絶対成長できない。僕が WeWork に入っている理由もそのひとつで、引退してからも様々なことに挑戦してきましたが、WeWork であらゆる人と繋がったことで、動き出した事業もあります。学生の皆さん、ぜひ謙虚さを持って人と繋がり、挑戦し続けてください」

というメッセージをいただきました。

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▪️パネルディスカッション 

続いて、以下の WeWork の入居メンバーにも登壇いただき、パネルディスカッションを実施。事前に募集した学生からの質問に答えていただきました。

<登壇者>

・株式会社斎藤佑樹代表 斎藤佑樹 さん

・株式会社NTTデータ九州   経営企画部企画担当 桐原 弘宜さん

・株式会社ヒトココ    球人リクルート担当   平川 雄登さん

・WeWork入居 通信系企業 技術職   寺内 健さん

・WeWork 平位 衣利奈(ファシリテーター)

平位:では斎藤さんをはじめ、WeWork の入居メンバーの皆様に登壇いただき、皆さんのキャリアにフォーカスしたお話を聞いていきたいと思います。はじめに自己紹介をお願いできますでしょうか。

桐原:NTTデータ九州の桐原と申します。私たちNTTデータ九州は公共・法人・金融などさまざまな領域などで皆さんの生活を支えるシステムを開発する会社です。私は、採用や人材育成を中心に、事業計画・法務など幅広い業務を担当しております。

平川:人材紹介業をしている平川です。主に医療業界や飲食業界での転職のサポートを行っておりますが、昨年から、野球部に所属している大学生の就職サポートをはじめました。この事業で得た利益を、野球人となる大学生やこれから未来のある子供たちのために投資していきたいと考えています。

寺内:寺内と申します。私は通信系企業で技術職に就いています。通信系サービスを土台としたサービス開発をしています。

平位:では最初の質問は「20代前半の時何をしていたか」「20代でやっておいたらいいと思うこと」です。では斎藤さんからお願いします。

斎藤:僕は学生の頃、自分のやり方でやればいいという思いが強かったんです。37歳になった今、あの時もっと人と出会って、学んでおけばよかったとすごく思います。学ぶ姿勢は本当に大切です。学ぶためには、人と繋がることが大切で、つながることで自分のパイが広がっていくと思っています。20代は「人に会って何か学ぶこと」をやっておくといいと思います。

桐原:私は大学時代、法学部に在籍していましたが、法学部以外の色々な授業に参加していました。ゼミも自身の専門ではない商学部のマーケティングゼミに入って商学部の方々と一緒に活動しました。その経験が今でもすごく生きていると思います。自分が所属してるところ以外の場に出て行くのはとても勇気がいりますし大変ですが、やってみるとすごく面白い発見があったり、いい経験ができると思います。また、社会人になると、一つの業界の中にいることが多くなりがちです。自由にアルバイトができる学生のうちに、色々な業界の中に入って色々な人の話を聞いてみるのは、今後の自分のキャリアを考えていく上で非常に有益ではないかと思います。

平川:斎藤さんも桐原さんも素晴らしいご経験をされていますが、僕は大学生の時と言いますか20代前半まで、結論として何もしていませんでした(笑)。なので今、後悔しています。そんな僕からお伝えしたいのは、やりたいと思ったことはなんでもやった方がいいということです。とにかく行動してください。

寺内:僕は大学で野球と学業に打ち込んでいました。特に僕の大学は課題や研究の量が非常に多くて、とにかく単位を取ることに必死でした。ですが、野球を休まず続け試合にも出て、課題も研究もやって進級してと、忙しい中でどうやってやり遂げるかを自分なりに考えながら取り組んだ経験は今でも役立っています。やはり、やりたいことをやってみるということは大切ですね。

平位:ありがとうございます。次に、「これからの時代を生き抜くためにやっててよかったこと。今のキャリアに繋がったこと」をお聞きします。

斎藤:僕は人に会うのが大好きなんです。何か共通点を見つけたらすぐに話しかけるということをよくしていて、その能力はビジネスに生きていますね。また、選手時代、肩を痛めた時に、「嫌われる勇気」という本に出会ったんです。それには、自分のコントロールできることだけに意識を向けなさいということが書かれていて、それを読んだ時から僕は、人に会うときには明るく笑顔でいようと決めました。それだけは自分でコントロールできることだからです。明るく笑顔でいることによってすごく世界が広がったし人とより深く繋がることができたので、これからも継続したいと思っています。

桐原:私は、無駄な経験はなかったと思っています。何事も取り組む姿勢が大切だと考えていて、社会人になって意識していたのは、全ての事に当事者意識を持つことです。社会人一年目に経験したメインミッションではない領域の業務が、十年後に役立ったりします。いつかどこかで役に立つかもしれないので、何事にも前向きに積極的に取り組むことを大事にしてほしいと思います。

また、これからを生き抜くためにという観点でお話させていただくと、今皆さんも生成AIをよく使ってると思いますAIは過去の情報から平均的な答えが出るので、答えを出すこと自体に意味がなくなってきているように思います。これからの時代必要となってくるのは、その答えが最適解なのか、自分たちが目指してる姿にマッチしているのか、立ち止まって、疑って、本当にそうなのかをしっかり考えられるクリティカルシンキングの力ではないでしょうか。

平川:僕は自分自身で留学や旅行をしておけばよかったと思います。就職活動やインターンも、学生だからできることですね。僕は20代後半ぐらいから、それまでの分を取り返そうと仕事を頑張りました。それによって今の仕事に出会うことになったので、とにかくがむしゃらにやってみるのがいいと思います。

寺内:色々経験するのは大切ですよね。桐原さんもおっしゃっていたように、今は生成AIで大体の回答が出ますが、僕のように技術職では、例えば、デバイスを作る際の要件定義で、生成AIの回答が本当に適しているかは、経験からでないとわからないことも多いです。とにかく必死に経験を積んでおくことが大切なのではないでしょうか。

平位:最後の質問です。登壇者の皆さんは、WeWork の入居メンバーでいらっしゃいますが、「実際に WeWork でどんな出会いがあったか」「学生時代に WeWork と関わっていたらどんな影響があるか」を教えていただけますでしょうか。

斎藤:WeWork のラウンジで出会った企業と、今一緒に事業を進めています。これがカフェで出会った人であれば、なかなかそのようなことにはならないでしょう。それが WeWork のすごいところです。

桐原:イベントで、入居メンバーの経営者の方やWSAの皆さまと話をさせていただいてすごく刺激になりました。私が20代前半に WeWork と関わっていたら、新しいサービスを考えたり、起業したりする可能性がもっともっと膨らんだのではないかと思います。

平川:WeWork でプライベートの友達ができました。飲みに行ったりサウナに行ったりする友達です。例えばカフェで人に話しかけるのは難しいですけど、WeWork のようにごく自然に出会える場はなかなかないのではないでしょうか。また、今も時々 WeWork に学生さんが来られて就活の相談をされているのを見かけますが、皆さん真剣に相談にのっていますよね。僕が学生時代に接した社会人といえば、親や先生くらいでした。学生時代に WeWork に関わっていたら、経験豊富な社会人の方とたくさん接して、就活のアドバイスをたくさん貰えていたのにと思います。

寺内:平川さん同様にWeWork で友達が増えました。特に、僕のように技術職をしていると友達も同じ業界の人が多くなるのですが、全く違った業種、職種の方と出会えて視野が広がりました。20代の時に WeWork に入っていたらその視野がもっと広がっていたかもしれませんね。

平位:登壇者の皆様、ありがとうございました。学生の皆さんは今日初めて WeWork にいらっしゃった方も多いと思いますが、WeWork は、本日登壇いただいたような素敵な方々がたくさん働いているオフィスです。将来の目標や夢を想像するきっかけ、それを実現するための社会実装を学べる機会として、今日のパネルディスカッションを役立てていただければ幸いです。

▪️WeWork Student Ambassador(WSA)について

WSAとは、学生と社会人や企業のコラボレーションを促す WeWork の次世代育成プロジェクトです。この度、新たに大学生メンバーを募集します。学生は WeWork のコミュニティチームのインターンシップとして、対象となるメンバー企業の研究をしながら、ビジネスアイデアの提案や、ビジネスマッチングの創出を半年間かけて体験します。学生はこれからのキャリア開発に向けて、興味のある企業や職種、仕事についてより深く知ることができ、社会人は学生からインスピレーションを受けて新規事業のアイデア開拓や、採用の効果を期待できます。

第3期となる2024年度は15大学91名の学生が参加しました。現在2026年1月にスタートする4期生を募集しています。

対象:

大学生、専門学生、25歳以下の若手社会人

ビジネスや起業にチャレンジしたい熱意がある方

WeWork入居企業と共に新しいイノベーションを形にしたい方

特典:

WeWork天神ブリッククロス拠点&ゲイツ福岡拠点を営業時間内ご利用可能

4期生応募フォーム:

https://forms.gle/kxnnT7VuS86aMZMi9

問い合わせ先:

wwj16@wework.co.jp ( WeWork ゲイツ福岡 )

 

未来への一歩を踏み出したい方、ぜひご参加ください。

WeWork Japan は今後も、入居メンバーの多種多様な企業・団体の方々とともに、学生と企業がつながり、それぞれが可能性や未来、視野を広げられるような機会を提供してまいります。

 

※写真内の一部人物は、ご本人の希望によりぼかし加工を行っています

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