
6月9日、WeWork JRセントラルタワーズ 名古屋 において、ヤンマーホールディングス株式会社のエレクトロニクス部門の名古屋サテライトオフィス開所式が行われました。開所式では各部門代表の皆様よりご挨拶をいただき、名古屋サテライトオフィス新設の背景や目的、将来のビジョンや WeWork への期待を語っていただきました。
運営責任者ごあいさつ
ヤンマーホールディングス(株)技術本部電動電制システム開発部 部長 笹原 謙悟 氏

「1912年の創業以来、ディーゼルエンジンを原点に多様な分野で課題解決に取り組んできたヤンマーは、顧客満足度を高め続けるプロダクトの進化や価値提供に取り組んでいます。
さらに進化するためには、『モノからコト(体験・サービス)への転換』、『ハードウェア中心からソフトウェア主導への転換』が鍵であり、それを担う人材獲得・育成が急務となりました。ヤンマーは既に滋賀県米原市の中央研究所を中心に世界に開発拠点がありますが、技術的親和性の高い自動車産業が集積する中京圏・名古屋に新たな拠点を設置することを決めました。
名古屋の中で、利便性・セキュリティ・スケーラビリティなど、ヤンマーのニーズに適合したのが WeWork でした。また、WeWork の強みである、他業界の先進企業との交流やコラボレーションが期待できる環境にも魅力を感じています。
私たちは名古屋サテライトオフィスをヤンマーの新しい価値創造の拠点とし、「A SUSTAINABLE FUTURE -テクノロジーで新しい豊かさへ。」というブランドステートメントを体現し、情熱と創造力を持って、新しい豊かさや価値を創造し続けていきます」
技術本部代表ごあいさつ
ヤンマーホールディングス株式会社 技術本部 副本部長 大久保 稔 氏
「現在、ヤンマー製品すべてが電子制御化され、ソフトウェアの高度化とボリューム増大は不可避な課題となっています。そのため人材獲得競争も激化しています。私はかつて、自身が電子制御部門を率いていた際に、名古屋地域の技術力・人材の豊かさを実感しており、中期戦略として『名古屋に開発拠点を設ける』ことを掲げていました。パンデミックなどの困難を乗り越え、念願の開設が実現したことをとても感謝しています。この名古屋サテライトオフィスを、地域の優秀なエンジニアとともに新しい価値を創出する場として活用してくれることを期待しています」
人事部代表ごあいさつ
ヤンマーホールディングス株式会社 ES本部人事部 部長 池澤 秀明 氏

「初めて足を運びましたが、ワクワクするような素晴らしい環境ですね。社員のパフォーマンス向上を期待しています。さて、ソフトウェア人材の獲得を急務とする中、名古屋は求人倍率が非常に高く、このような地域で人材確保を進めるには、『働きやすさ』や『利便性』などをしっかり伝えることが重要と考えています。名古屋サテライトオフィスで働く社員にも、現場の魅力や働きやすさを積極的に発信してもらい、人事部としても、会社や事業の価値、WeWork のような魅力ある職場環境を正しく伝える発信力を持って、ヤンマーのブランド力を共に高めていきたいです。『働く人の力』こそが、オフィスや組織の発展を左右します。名古屋サテライトオフィスが今後のヤンマーにとって、成長と価値創造の拠点になることを願っています」
そして、WeWork Japan 代表取締役社長 兼 CEO 熊谷 慶太郎 より、開所のお祝いと、WeWork について説明をさせていただきました。
来賓挨拶
WeWork Japan (株式会社WWJ) 代表取締役社長 兼 CEO 熊谷 慶太郎

「 WeWork は日本国内約40拠点、世界600拠点以上に展開するフレキシブルオフィスです。入居メンバーは、共通のカードで世界中の拠点を自由に利用できます。そして、Wi-Fi、ドリンクをはじめとするオフィスに必要な機器や設備、サービスがオールインクルーシブで提供される快適なワークスペースです。
また、スタートアップ・大手企業・自治体など多種多様なメンバーが入居しており、年間3,000回を超えるイベントの実施や、年間150件以上のビジネスマッチングが実現しています。数々の大手企業とスタートアップ企業による協業などが誕生しています。
これらの活動は主に、入居メンバーのあらゆるサポートやイベントの企画運営を手がける『コミュニティチーム』が担っています。WeWork が、入居メンバーの主催するイベント・商品やサービスのプロモーション・展示会・記者会見などに活用できることもあり、大手企業が WeWork を本社として活用する動きも加速しています。
WeWork は今後、福岡や札幌など新たな拠点が続々誕生する予定です。大手企業にもますます使いやすくなると考えています。WeWork を、単なるオフィスではなく、新しい価値やサービスが生まれるビジネス共創の場として活用していただけると嬉しいです」

続いて、名古屋サテライトオフィスをはじめ、WeWork JRセントラルタワーズ 名古屋の内覧会を実施。参加した社員の皆さんは、 WeWork での新たな挑戦に、モチベーションを高められている様子でした。