公開日:2024.04.08|更新日:2024.04.30

私書箱とは何?メリットや利用条件、ビジネス利用での注意点について解説

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私書箱とは? 他サービスとの違い

私書箱の利用方法

私書箱の利用条件

私書箱を利用する3つのメリット

私書箱利用時の注意点

私書箱のビジネス目的の利用は可能か

私書箱の登記住所利用は可能か

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個人や法人が郵便物を受け取るための専用ポストである「私書箱」。具体的にどういったものか、馴染みがない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、私書箱の利用方法と注意点を解説します。個人やビジネスにとって私書箱はどのようなメリットがあるのか、また、利用条件や注意点について、メリットや注意点を交えながら詳しく紹介します。ビジネスで郵便物を管理する際や、プライバシーやセキュリティを重視する方は必見です。

私書箱とは? 他サービスとの違い

私書箱とは何か

私書箱は、住居や勤務先の郵便受けとは異なる、専用の個別受け取り郵便箱を指します。主に2種類あり、郵便局内に設置された公式な郵便私書箱と、一般の業者が提供する私設私書箱があります。多忙な仕事をしている人や、個人情報を公開したくない人、業務用の宛先を必要とする人にとって便利なサービスです。

私書箱と私設書籍の違い

私書箱は、一般的に郵便局や民間企業が提供するサービスであり、主に郵便物の受け取りに利用されます。一方、私設書籍は、個人や法人が自身で設置した受け取り専用のポストボックスであり、通常は固有の住所を持ちます。

私設私書箱の利用は有料である場合がほとんどですが、日本郵便が提供する私書箱とは異なるサービスが提供されている場合もあります。例えば、普通郵便や宅配物の代理受け取りや、住所に私書箱がわかる番号を付けないサービス、女性専用サービス、1回だけの利用や最低利用期間のないサービス、郵便物の到着通知をLINE画像やメール、電話で受け取るサービス、着払いや代引き、関税手数料などへの対応などが挙げられます。

私書箱とバーチャルオフィスの違い

私書箱は主に郵便物の受け取りに特化していますが、バーチャルオフィスは郵便物の受け取りの他に、電話サポートや会議室の利用など、包括的なオフィス機能を提供します。私書箱が主に郵便物の受け取りと保管を目的としているのに対し、バーチャルは仮想空間で展開される事務所サービスであり、具体的には事業所の住所や電話番号を提供します。郵便物の受け取り・転送や電話応対をはじめ、会議室の利用など、オフィスに必要なサービスを提供します。

私書箱の利用方法

私書箱を利用するには、郵便局や一般企業のウェブサイトや窓口で申し込みます。郵便局の場合、まず希望する局へ私書箱の空き状況を確認し、利用請求書を提出します。この請求書は郵便局で入手可能で、必要事項を記入して提出します。空きがあればすぐに利用を開始できますが、都市部では空きがないことが多く、順番待ちとなることもあります。このため、即座に利用を開始したい場合は私設私書箱が選択肢となります。

私書箱の利用条件

郵便私書箱の利用申請にあたっては、条件を満たす必要があります。氏名や連絡先の登録が必要である他、定期的な郵便物の受け取りや整理が求められます。利用に向いているのは「ほぼ毎日郵便物の配達があり、かつ6ヶ月以上継続して使用し、定期的に郵便物を取りに行ける」ことです。たまにしか郵便物が届かない人より、頻繁に郵便物を受け取る仕事をしている人に適したサービスと言えるでしょう。

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私書箱を利用する3つのメリット

プライバシーの保護

私書箱を利用することで、個人や法人が自宅やオフィスの住所を公開せずに郵便物を受け取ることができます。つまり、私書箱を活用すれば、個人情報漏洩やセキュリティリスクが軽減され、プライバシーの保護に繋がります。郵便局名と私書箱番号があれば荷物が届くため、自宅の住所を知られずに受け取れます。関係者に住所を公開したくない場合や、ファンがつくような仕事をする人にとっては、住所が特定されるリスクを避けつつ郵便物を受け取れるため有意義です。また、住所が悪用される心配もなくなります。

信頼性の向上

ビジネスの場合、郵便物を専用の住所に送ることで、プロフェッショナルなイメージを保ちつつ郵送物の紛失や誤配達を防ぐことができます。これにより、顧客や取引先からの信頼を高めることができます。地理的な拠点を持たないオンラインビジネスでも、サービスを活用することでプロフェッショナルな郵便物の受け取りが可能です。また、複数の私書箱を利用すれば、地域や業種に応じたアドレスを提供することができ、ビジネス展開を支援することができます。

柔軟性と利便性

私書箱は24時間いつでもアクセス可能であり、移動や旅行中でも郵便物を受け取ることができます。また、複数の場所に私書箱を設置することも可能です。不在時でも安全に郵便物を受け取ることができるため、郵便物の紛失や盗難のリスクが低減します。また、特定の期間受け取りを行わなかった場合でも、郵便物を保管しておくサービスがあるため、安心して利用することができます。

私書箱利用時の注意点

定期的な受け取り

私書箱を利用する際には、いくつかの注意点があります。まず、定期的な受け取りが重要です。ポストボックスを定期的に確認することで、郵便物が戻されたり廃棄されるリスクを軽減できます。また、大きな荷物は私書箱に入らないため注意が必要です。私書箱に入らない荷物が届いた場合には、荷物自体は別の場所で保管されていることが一般的です。大きめの荷物が届いているはずだけど私書箱に入っていない・・という場合は、私書箱の中に引き換え札が入っていないか、確認するようにしましょう。

利用規約の確認

利用規約の確認も必要です。各サービスプロバイダーの利用規約をよく確認し、禁止されている物品やサービス、違法行為に関する規定に留意することが重要です。規約は変更される場合もあるため、内容に留意しましょう。

私書箱のビジネス目的の利用は可能か

私書箱はビジネス目的でも利用可能ですが、法律や規制に則って利用する必要があります。特に、法的な文書の受け取りや送付に関しては、適切な法的プロセスを遵守することが必要です。また、ビジネス目的での利用の際には、サービスプロバイダーとの契約内容や料金体系を理解し、適切な利用を心掛けることが重要です。

私書箱の登記住所利用は可能か

一般的に、私書箱は登記住所として認められていません。登記住所は通常、居住地や事業所の正確な場所を示すために使用されますが、私書箱はその目的には適していません。したがって、法的な文書や契約書の登録には、居住地や事業所の実際の住所を使用する必要があります。登記をする際は私書箱を利用せず、シェアオフィスなどを利用しましょう。シェアオフィスの中には、登記手続きのサービスが受けられるところもあります。

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・本記事の内容は、公開日時点の情報をもとに作成しています。

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