
WeWork は、世界的なイノベーションの潮流を背景に、日本社会の変革を後押しすべく、エンタメ&レジャー / スマートシティ / 環境 / 交通 / ヘルスケア / 自治体 / オープンイノベーションの7つの分野を軸に共創の場を提供します。イノベーションの種や先進的なアイデア、プロダクトを有する大企業からスタートアップまでが WeWork に集結し、互いに刺激を与え合いながら、「課題の共有」「アイデアの交換」「競争による社会実装」の3つをキーに「イノベーションを生み出す機会とサイクル」を形成します。
注力分野の一つ「エンタメ&レジャー」においては、WeWork エンタメプロジェクトチームを発足し、エンタメ業界の未来をつくる企業や団体を WeWork の内外からゲストに迎え、企業マッチングからオープンイノベーションを促進するイベント「エンタメで繋がろう! We Entertain! 〜WeWork × エンタメの未来〜」を2025年5月に開催しました。このイベントを機に、実際にコラボレーションや事業連携の相談が生まれたことから、今回の第二弾の開催に至りました。今回は、前回特に反響の大きかったインバウンドとレジャーにテーマを絞り、レジャー関連企業5社によるピッチ、ポケトーク株式会社によるポケットサイズAI通訳機の展示、協賛企業4社によるブース出展、登壇企業とオーディエンス企業による交流会を行いました。
<イベント概要>
We Entertain! Vol.2 〜共に創るレジャーの未来〜
日時:10月7日(火)18:30-20:30
会場:WeWork 渋谷スクランブルスクエア
協賛:株式会社オールアバウトライフマーケティング、ペルノ・リカール・ジャパン株式会社、ナシオ株式会社
MC :崎見 風 氏
Twitter @fuh_sakimi / Instagram @fuh_sakimi
ピッチ登壇企業:①株式会社yue ②Tricolage株式会社 ③株式会社BLANC ④Tabist株式会社 ⑤株式会社ガーラ湯沢 (登壇順)
ブース出展企業:ポケトーク株式会社
<企業ピッチ 〜レジャー業界の未来〜>
① 株式会社yue 共同創業者取締役 三浦燿 様
銭湯の事業継承をフックに新しい温浴施設を作るスタートアップ企業。「毎日お風呂に通う世界」がビジョン。銭湯を現代の生活にフィットするようにアップデートした温浴施設「SENTO」を紹介。銭湯のリノベを中心に店舗数を拡大し、10年以内に400店舗の開業を目指す戦略をお話しいただきました。
株式会社yue 共同創業者取締役 三浦 燿 氏
② Tricolage株式会社 共同創業者 兼 COO 吉田 史子 氏
サステナブル・ツーリズムの実践者として、インバウンド旅行企画手配事業と観光コンサルティングを手がける同社。誰もが知っている観光地、ゴールデンルート以外の地域を半分以上含む、オーダーメイドのラグジュアリーツアーの提供により、観光を持続可能な形で地域活性化に繋げることを目指しているとご説明いただきました。
Tricolage株式会社 共同創業者 兼 COO 吉田 史子 氏
③ 株式会社BLANC 代表取締役 山中 拓也 氏
トレーラーハウスを活用した自然共生型ホテルの事業に取り組む同社。建築規制のある美しい自然の中に、建築物ではないトレーラーハウスでホテルを開発・運営しており、「没入感かける快適性」をテーマに掲げているそうです。「別荘」利用と「収益/節税効果」が叶う、新しい共同所有型ホテルのパートナー募集を呼びかけました。
株式会社BLANC 代表取締役 山中 拓也 氏
④ Tabist株式会社 経営戦略・事業企画部 木村 倫凡 氏
宿泊施設の集客とDX化を支援する同社。ソフトバンクグループの一員として、日本の宿泊市場に特化し、マーケティングソリューションとテクノロジーソリューションを提供しています。AIを活用したダイナミックプライシングや予約管理システムは、ツールとして活用するだけでなく、コンサルティング的な側面を持ち、施設の収益向上が期待できることをご紹介頂きました。
Tabist株式会社 経営戦略・事業企画部 木村 倫凡 氏
⑤ 株式会社ガーラ湯沢 営業戦略部 企画グループマネージャー 東京営業所 所長 齋藤 友里 氏
上越新幹線で東京から約71分で到着できる世界唯一の駅直結スキー場「ガーラ湯沢」は、レンタルが充実しているため手ぶらで楽しめ、スキー・スノーボード以外のアクティビティも充実させている一方、ウィンタースポーツ人口の減少と気候変動が最大の課題だそうです。これに対応するため、「通年型リゾート」を目指し、夏や秋の営業を開始している他、企業の社員旅行などでの活用できる、「ナイタープラン」(営業終了後にスキー場を貸し切りで利用できる)をご紹介頂きました。
株式会社ガーラ湯沢 営業戦略部 企画グループマネージャー 東京営業所 所長 齋藤 友里 氏
ピッチ後の交流会では、オーディエンスが「必ず話したい」と思う登壇企業1社を選び申請することで、1社につき先着4名が優先的に1対1で話せる機会を得ることができる「ファストパス制度」を導入。登壇企業のサービスや課題に対するソリューションを持つオーディエンスが、この制度を利用して登壇企業と確実につながることができる機会を提供しました。
ファストパス制度による交流会の様子
ファストパス制度による交流会の様子
また、WeWork エンタメプロジェクトチームより、LINEオープンチャット「エンタメ大好きクラブ」を紹介。現在約130名のエンタメ・レジャーに興味のある WeWork入居メンバー が集う「エンタメ大好き倶楽部」は、AR/VR体験イベントのクーポンやコンサートチケットなどお得なエンタメ情報を受け取れるだけでなく、自身のエンタメ情報を発信できる場。引き続きメンバーを募集しています。(※WeWork入居メンバー限定)
参加者からは、以下のような声が寄せられました。
登壇企業
「リアルな課題を共有し必要な協力を得る機会ができた」
「その後も多くのフォローメールをいただき、具体的な共創が始められそうだ」
オーディエンス(ソリューション企業)
「レジャー・インバウンドの実情を理解し直接事業をアピールするチャンスを得られた」
「気になる登壇者と確実に話せる機会があってよかった。エンタメのイベントらしい発想だと思った」
ブース出展の様子
ブース出展の様子
「エンタメ&レジャー」は「FAN」の要素を持ち、数字や成果だけでは語り尽くすことが難しく、人の感情や共感を動かすことに真の価値がある分野だともいえます。WeWork Japan は今後も、楽しい要素を持ち合わせたユニークな存在である「エンタメ&レジャー」を、ビジネスに偏らず、ビジネスの枠を超え、共に楽しみ、未来を語り、交流を通じて次につながる価値を創造するイベントを提供し、共創のストーリーを繋いでまいります。






