お互いの強みを生かしたコラボレーション
WeWork の全国拠点を巡った経験
コミュニティを活用することで得られること
WeWork コミュニティへの思い
今回紹介する外村 政和さんは、メンバーアプリフォロワー数が、世界的に見ても5位以内とトップクラス。全国の拠点を回りコミュニティに参加することでつながりを広げた結果、フォロワー数は1100超えました。コミュニティを広げる活動を通して外村さんは、「コミュニティを活用することで、WeWork の価値を自社の武器に変えられる」ということに気付いたといいます。
* WeWork コミュニティアンバサダー:主体的にメンバーをつなげたり、コミュニティに参加されているメンバーに就任いただいています。
お互いの強みを生かしたコラボレーション
ソフトバンクの外村 政和さんは、2018年10月に WeWork に入居し、翌年2月からは、新しい事業を行いたい企業を集め、つながりによってさまざまな業界に化学反応を起こすパートナープログラム「ONE SHIP *」の拠点として活用しています。 同プログラムには、WeWork メンバー企業もパートナーとして参加しており、現在150社ほどの企業と連携しています(2020年10月取材時)。
「ONE SHIPでは、パートナーの皆さんの知見や技術と、私たちソフトバンクの持つ実績を組み合わせることで、お互いの強みを生かしたコラボレーションや共創に力を入れています。ビジネスに課題を持っているパートナーに対して、それを達成・解決するソリューションを提示できるパートナーがいて、さらにそれが形になればセールスをするパートナーがいるというような形で、パートナー間でビジネスのサイクルが回っていくような仕組みをつくりたいです。 WeWork のコミュニティは、さまざまな規模の企業に加え、ビジネスの業界だけでは出会うことの少ない地方自治体の方と関わることもできます。 拠点数も多く、全国を視野に活動できることを WeWork のコミュニティのメリットとして挙げるメンバーもいます」
*ONE SHIP の詳細はこちら
WeWork の全国拠点を巡った経験
外村さんは、ソフトバンクと新規事業を行いたい企業のための窓口となるため、全国の WeWork 拠点を積極的に回ってきました。
「名古屋、大阪、福岡など全国の WeWork を回って、各地でランチ会を開催してきました。コロナ禍に新しくできた拠点以外は、ほぼ全ての拠点に行ったことがあります。 WeWork はどの拠点に訪れてもコミュニティがウエルカムです。新しく入居したメンバーも紹介してくれて、常に新しい関係性を築くことができる良い環境だと感じています」
このように積極的にメンバーの方と関わるようになったきっかけはどこにあったのでしょうか。
「最初は、本社の指示で私の部署が100人の規模で WeWork に入居しました。初めの頃は WeWork の活用方法が全然分かっていなかったのですが、ビジネスのきっかけはどこにあるか分からないということで、『まずはもっとメンバーと仲良くなろう』と思ったことがきっかけでした。最初は少し勇気がいりましたが、話しかけてみると楽しくて、そこからは自分から積極的に話しかけるようになりました」
幼い頃、両親の転勤で引越しの多い環境で育ったといいます。当時培った、引っ越した先ですぐに周りの人と仲良くなるという能力が生かされているのかもしれないと笑って、話していました。
コミュニティを活用することで得られること
WeWork という大小さまざまな企業、地方自治体、組織、個人事業主の入居しているワークプレイスで、ソフトバンクという規模の大きい企業に所属して働く外村さんだからこそ、気付いたことがあるといいます。
「 WeWork はスタートアップが輝ける場所だと思います。社員が2人くらいのベンチャーがグローバル企業の WeWork を相手に売り込みをしていたりだとか、規模の小さい企業でもさまざまな賞を受賞しているような優秀な方がいたり、皆さんがユニークです。そこで、コミュニティの中でさまざまな人と関わりを持つことで、企業の規模、法人個人に関わらずみんなが、グローバル企業である WeWork の魅力(価値)を最大限に活用して、ビジネスの武器に変えられるということに気付きました」
さらに、外村さんは、直接的にビジネスに結びつくことはなくても、コミュニティの中で関係性を築くことで得られる価値を大切にしたいとも話します。
WeWork コミュニティへの思い
「 WeWork の価値を高めたり、良さをもっと知ってもらいたいという思いがあります。今年の1月に『WeWork 活用術』というイベントを新メンバー向けに開催したのですが、それには150人ほどが参加してくれました。その様子を、記事などで発信する機会もあり、それをきっかけに、良さをもっと広めていきたいという思いが高まっています。一方で、大きな反響があったということは、裏を返すと、 WeWork の価値を使い切れていないメンバーが結構多いということでもあります。そういうメンバーのお役に立ちたいです。ほかのメンバーとディスカッションする中で、新しい角度の視点を持って活動を進めていければと思っています。」