WeWork は人と人の心理的な距離が近い
コミュニティに求めることの変化
より大きなコミュニティ活動に参加
WeWork コミュニティへの思い
今回紹介する塩澤 美咲さんは WeWork 入居以来、メンバーに声を掛けてランニングやヨガ、ストレッチによる交流の機会をつくってきました。
なぜ積極的に活動をするのか、思いをシェアしていただきました。
WeWork は人と人の心理的な距離が近い
住友生命保険の営業企画部で働く塩澤さんは、昨年(2019年)12月に「WeWork 渋谷スクランブルスクエア」(東京・渋谷)に入居。さまざまな業界・業種で働く、ほかの WeWork メンバーとの交流を機に、成長をたくさん感じているといいます。
「入居前にも WeWork でイベントを開催したことはありましたが、メンバーではなく外部の方との交流が多く、すごくおしゃれな空間だという印象しかありませんでした。入居後、メンバーになった今では、人と人の心理的な距離が近くコミュニケーションが生まれやすい空間だと感じていています。社外の方だけでなく、一緒に入居している社内メンバーとも、仕事以外の会話が自然に増え、それも自分にとって刺激になっています」
コミュニティに求めることの変化
個人的に声掛けをして、ランニングやヨガ、ストレッチをしながらメンバー同士が交流することできる機会をつくってきました塩澤さん。入居時に会社から与えられたミッションは、「利用者の方との継続的な関わり」だったといいます。
「会社としては生命保険の販売事業をメインに行っていますが、今までのマーケティング手法では、リーチしにくいマーケットがあると考えていました。私が所属しているチームでは、そういったマーケットを探してリーチする方法を探す仕事をしています。
さまざまな販売戦略を立ててイベントなどを企画してきましたが、参加者と継続的に接点を持つのが難しいことが課題でした。そこで、自然に人が集まる場所で活動してみたらどうかという案が出て、実験的に WeWork に入居することになったのです」
ミッション達成の道筋を見つけるために始めたメンバーとの交流。そこで感じた手応えは、ミッションの達成ではなく、コミュニティ参加による自身の成長でした。もともと個人営業でさまざまな人と関わってきた塩澤さんは「 WeWork は壁を感じずいろいろな人と話せる。それが仕事だけではなく自分自身を変えてくれる」と話します。
「 WeWork は自ら積極的に動く方が多いように感じます。私はこれまで人脈を広げるためにどう動けばいいのか分からなくて模索していたのですが、 WeWork の先輩メンバーの動きを見て真似しているうちに、積極的に新しい接点を求めて動けるようになり、自然と人脈が広がるようになりました」
より大きなコミュニティ活動に参加
今ではコミュニティ参加による自身の成長が、ミッションの達成につながると考えているようです。営業という仕事に対する向き合い方も、「商品の良さを知ってもらいたい」から「商品の魅力を感じてもらいたい」に変わったといいます。
塩澤さんはコミュニティ活動の規模を広げ、2020年10月からは、「バイタリティランニングアンドウォーキングチャレンジ(VRWC)」の運営にも関わっています。
「参加者が同じ場所に集まって運動するのではなくて、好きな場所と好きな時間に決まった距離を歩く、もしくは走り,その記録をアップロードして共有するバーチャル大会です。 主催は別の会社ですが、特別協賛として運営に参加しています」
この活動は、長期的な目線で考えた顧客の確保も目的としていると話します。
「どうしても従来の営業の方法だと、アプローチできる層が、担当企業の社員さんや接点のある方の周囲の方などに限られてしまいます。『保険』を扱う会社がたくさんある中で、どれを選んでいいか分からない方がたくさんいます。そういう方に、少しでも商品の魅力を感じていただける機会にもしたいと考えています。そして将来的に保険に加入したり見直したりするタイミングで、当社の商品を選択肢に加えてくれたら嬉しいです」
WeWork コミュニティへの思い
最近は渋谷だけではなくさまざまな拠点に積極的に顔を出しています。
WeWork 晴海 の拠点で一日リモートワークをした際にも、コミュニティスタッフを介してメンバーとつながり、夕方にはラウンジでビールを飲みながら話したとか。
「私は他拠点の人間なのに『塩澤さんもぜひ入ってください』と自然に中に入れてくれました。改めてこれが WeWork の良さなんだなと改めて実感しました。 WeWork のコミュニティは、『住友生命保険の塩澤』ではなく、『塩澤 美咲』として接してもらえます。その方が、後々自分の協力者になっていただけたりすると感じています」
今後のコミュニティ活動についても、「よりアクティブに活動したい」と強い思いを抱いています。
「コミュニティマーケティングを勉強していく中で、コミュニティはコミュニティチーム*だけではなく、メンバーがいかに積極的に関わっていくかが大事だと思っています。私も、もともとは人見知りで、自分から声を掛けることが苦手でした。その頃の私のように、メンバーさんの中には何かしたくてもできないと感じている方がたくさんいると思います。そういう方のサポートができればと思っています。また、イベントへの参加や、入居メンバーのみなさん同士をつなげ、よりアットホームな雰囲気にできたらいいなと思っています」