サービスストアの仕組み・目的
日本初の「家具のサブスク」サービスを開始
「家の中を、世界一、豊かな国へ。」
サービスの認知度向上のため WeWork に入居
サービスストアにサービスを掲載するメリットとは
ニューノーマルの生活は「いかに持たないか」がポイント
WeWork (ウィーワーク) に入居される方の目的として、「新規ビジネスの加速」を挙げる方が多くいらっしゃいますが、実際、その仕組みはどのようなものなのでしょうか?
今回は、サービスの認知を上げ、ビジネスを加速させる仕組みの1つである「サービスストア」の解説と、ご利用メンバーである 株式会社subsclife (サブスクライフ)さんのインタビューをご紹介します。
サービスストアの仕組み・目的
WeWork (ウィーワーク)では、さまざまな方法でビジネスサポートを行っていますが、その1つに「サービスストア」があります。
サービスストアは、以下の図のように、入居メンバーの製品やサービスの特典を、メンバー向けサイトにて掲載し、認知の拡大、利用の促進を実現するためのプラットフォーム。2020年10月の段階で、約50社のサービス・プロダクトを掲載しています。
メンバーにとっては、特別な価格やプランでサービスを利用できるという点はもちろんですが、掲載する企業にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
今回は、サービスストアに自社サービス特典を掲載いただいている、株式会社subsclife(サブスクライフ) の小宮さんにお話を伺いました。
日本初の「家具のサブスク」サービスを開始
株式会社subsclife (サブスクライフ)は、2016年に設立、2018年に日本で初めて家具のサブスクリプションサービスを提供開始している、今注目のスタートアップ企業。
最近では、家具のほかにも、家電や空気清浄機なども取り扱いを開始し、サービスの対象になる製品は10万種類を超えるといいます。また、空間デザインも手がけており、依頼者より相談があれば、目的やサイズのあった家具・家電の紹介も行っています。
今回、インタビューにご協力いただいたのは、株式会社subsclifeでPR・マーケティングを務める小宮 明子さんです。
「家の中を、世界一、豊かな国へ。」
株式会社subsclife (サブスクライフ)小宮さん
——— 改めて、御社の事業について教えてください。
小宮さん:私たちサブスクライフは、日本で初めて「家具のサブスクリプションサービス」を開始したスタートアップ企業です。現在(2020年10月)、20人ほどの社員が働いています。
弊社代表の町野が「家具業界に革命を起こしたい」という想いから、この事業が立ち上がりました。町野を始めとしたメンバーは、メーカーの大小に関わらず、「いい家具を作っている家具メーカーのスポットライトを当て、革命を起こす」ということをミッションに活動しています。
——— 取り扱う家具の種類の多さも、サブスクライフさんの魅力の1つかと思いますが、最近は、どのようなものが人気なのでしょうか?
小宮さん:やはり、このコロナ禍で傾向が変化しています。
法人向けには、「オフィスをコーディネートして欲しい」というがニーズが高くなっています。背景としては、with コロナ仕様のオフィスレイアウトや家具に切り替えようと動いている企業が多いためです。『ザ・オフィス』という家具・レイアウトではなく、空間に余裕を持たせ、アットホームな空間・家具が人気です。
個人向けには、「いかに家でいて心地良く過ごすか」に重きを置いている方が増えているため、少し高いけど使ってみたかった家電や、ベランダでキャンプをしたいという需要によりキャンプ用品、また、在宅勤務用の椅子を借りられる方が多くいらっしゃいます。
——— コロナが流行れば、空気清浄機のサブスクを開始・テレワークが進めば、家用のオフィスチェアを特集を組むなどと、いつも迅速な対応をされていますが、そのスピードを実現できているワケはどこにあるのでしょうか?
小宮さん:ありがとうございます。弊社としても、スピード感をもって、世の中のニーズに寄り添った変化をしていくことをテーマとしています。
世の中の動向に合わせて動くことのできる、少人数組織と、フットワーク軽く動ける社風が功を奏しているのだと思います。
—— 近年、家具のサブスクを行う企業が複数あると思いますが、サブスクライフさんの魅力は何だと思いますか?
小宮さん:料金の設計があると思います。今まで、家具のレンタルがなぜ定着しなかったかを考えたときに、「家具は、長く使うもの。使い続けると定価を超えていく」という考えがあると思いました。
サブスクをに気軽に使い始めていただくためにも、弊社は商品価格を超えない料金設定にしています。また、良いものを作っているメーカーさんがたくさんいらっしゃるので、そのメーカーさんの作る良いものと、ユーザーの出会いの場になればと思っています。
サービスの認知度向上のため WeWork に入居
株式会社subsclife 小宮さん
——— 自社オフィスもあられるかと思うのですが、WeWork に入居された理由はどのようなものがありましたか?
小宮さん:まずは、少しでも多くの人に知ってもらうことを目的に入居しました。
WeWork に入居されているメンバーは、これから伸びていく成長企業や、意思決定者が非常に多いなと感じており、その方々との繋がりを得られるのはとても有り難かったです。実際に、多くのWeWork メンバーとつながりから、サービス導入に至った事例もあります。
また、イベントを日常的に開催できるのは、弊社にとって大きなポイントでした。弊社の認知度向上と同時に、ブランディングにも繋がりました。
——— 数あるWeWork の拠点の中から、神宮前にある WeWork アイスバーグ を選ばれた理由はありますか?
小宮さん:実は、アイスバーグのほかにも 3つの WeWork 拠点に入居したことがあるのですが、それぞれの拠点には、コミュニティのカラーや雰囲気に特徴があり、その違いがとても面白かったです。
最終的にアイスバークに行き着いた理由としては、本社から近いということもあったのですが、コミュニティやイベントの盛り上がりに惹かれました。実際に入居すると、メンバーと繋がりたいという思いが強いメンバーや、広い人脈があるメンバーが多く、WeWork はただのワークスペースではないなと改めて感じています。
サービスストアにサービスを掲載するメリットとは
サブスクライフ のサービスが「サービスストア」に掲載されている様子
——— サービスストアに、皆さんのサービスを掲載させていただいておりますが、「掲載する側」のメリットはどのような部分だと思われますか?
小宮さん:WeWork には、新規事業の関係者や意思決定者が多く、情報の感度が高いのを日頃から感じています。そんなメンバーから広がる情報の伝達が、サービスストアに掲載することにより加速することだと思います。
またコロナをきっかけに、今まで以上に、オフィスについて議論が繰り広げられていますが、業績・業種に関わらず、家具・オフィスの見直しは課題になってくると思います。その課題に対して、「私たちこんなことでお手伝いできますよ」というメッセージを、WeWork のサービスストアで提案できるのはメリットだと感じています。
——— サービスストアの掲載に加え、WeWork の拠点内にサブスクライフさんの家具を展示させていただいておりますが、何か反響はありましたか?
WeWork アイスバーグ で展示しているサブスクライフの家具。WeWork メンバーも自由に利用できる
小宮さん:反響もありましたし、私自身、お越しいただいた方に「こういうイメージですよ」と見せることができる場となっています。サービス内容だけでなく、サービス導入のイメージを伝えることができるのが嬉しいです。
——— 生活様式や働き方が変わっていく中で、家具・家電のサブスクは、より注目されていくかと思いますが、今後力を入れていかれる事業があれば教えていただけますか?
小宮さん:「家の中を、世界一、豊かな国へ。」という弊社のビジョン・考え方は、働き方の多様化や生活様式の変化により、更に重要になってくると思います。
その変化も考慮して、家の中・オフィスの中のインテリアは全部サブスクである世界を作りたいと思っています。洋服を気分で変えるように、家具も変えられても良いと思うんです。そのためにも、弊社のサービスを常にアップデートしたいと思います。
ニューノーマルの生活は「いかに持たないか」がポイント
小宮さんのコメントにもあったように、ニューノーマルにおいて、生活様式は過去にない変化を見せています。また、先の見通せない社会情勢にて、オフィスや家具のような大きな資産を購入することを、リスクと捉える企業が増えているのも事実です。
今回お話を伺った、サブスクライフ のサービス・WeWork の提供するフレキシブルオフィスに共通するのは、その身軽さ、柔軟さにより、その時々で最適なあり方にシフトすることができるという点です。企業の場合、従業員により良い環境を提供するためにも、両者のサービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
また WeWork では、今回ご紹介したサービスストアのように、サービスの認知拡大、ビジネスの加速を実現するためのサポート体制も整っています。フレキシブルなハード、充実したソフトの両面で、ビジネスと発展をサポートします。
随時内覧を受け付けておりますので、お気軽にお申込みください。
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