WeWork-Tabio

公開日:2019.05.27|更新日:2023.04.05

老舗靴下ブランド タビオが期待を寄せる WeWork のグローバルネットワーク

コンテンツタイプ

導入事例

WeWork を世界中にアクセスできるプラットフォームとして活用

入居後1か月でニューヨークの WeWork にてポップアップイベントを開催!

大きな期待を抱く、WeWork ならではのグローバルネットワーク

今回お話を伺ったのは、靴下屋で広く知られている日本製靴下ブランドを扱うタビオ株式会社 General Manager, US Business Team、竹澤 一浩さんです。

現在、同社の米国事業チームと新規顧客層を開拓する企画室チームの2チームが WeWork なんばスカイオに入居されています。今回は、米国事業チームを率いる竹澤さんに北米市場での認知度拡大やニーズの調査に向けて WeWork のグローバルネットワークがどのように作用しているのか、ニューヨークでのイベント事例も交えてお話いただきました。

WeWork を世界中にアクセスできるプラットフォームとして活用

———御社の事業内容に関して、具体的にどのようなことをされているか教えてください

タビオは大阪に拠点を置く日本製靴下の製造小売企業です。私たちは消費者の足もとを快適にすることは、豊かな生活を送るための重要な要素だと考えています。そんな快適な生活を楽しんでいただけるよう、品質や履き心地に徹底的にこだわったレッグウェアを提供しています。

2017年、弊社は経営ビジョンである「世界一の靴下総合企業の実現」のもと、新たな挑戦として米国市場を対象としたブランドTabio USAを展開しました。

市場リサーチをしていく中で、米国では消費者のニーズに併せて商品の購買形態も一気に様変わりしており、ミレニアル世代を中心にD2Cモデルが主流となっていることを知りました。そこで、ECだけで商品を販売するというタビオ初の試みを行うことになったのです。現在私はTabio USAのブランド構築を統括しています。

Tabio
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——— WeWork に入居した背景を教えてください

新たな市場に展開する際、知名度が全くない中でグロースするのは難しいと感じていました。なぜなら、ブランドポジションを確立するために一番大変なのは、拠点そのものを設けることではなく、現地のネットワーク作りだからです。

実は市場リサーチをしていく中でちょうど WeWork の存在を知ったのですが、私達が直面していたネットワーク構築における課題を解決できるのではと感じ、いずれ WeWork に拠点を置きたいと考えていました。

そのため、WeWork が大阪に上陸することを知ったときには、すぐに社長に WeWork のことを話しましたね。オフィスを設けるという点ではなく、世界中にアクセスできるプラットフォームを持つことができるという点を強調し、同意していただくことができました。

ユーザーとのタッチポイントを増やしていく上でイベントの開催場所を確保できる、すでにリーチできるコミュニティが存在している、という利点は私達にとって非常に大きなものでした。

入居後1か月でニューヨークの WeWork にてポップアップイベントを開催!

———WeWork のネットワークは貴社のビジネスにどう役立っているのでしょうか?

入居後は、WeWork のグローバルネットワークを活用して、さまざまな人達と繋がることができています。具体的には、米国での認知度拡大を目的とした、ポップアップイベントを開催することで、今までハードルが高かった現地のターゲットユーザーとのエンゲージメントも向上することができました。

2017年1月入居当初から米国、特にニューヨークでポップアップイベントを開催したいと考えていました。しかしニューヨークの WeWork の雰囲気があまりわからなかったのでコミュニティチームに相談したところ、現地のコミュニティチーム(拠点に常駐するスタッフ)に掛け合っていただき、すぐにイベントの企画を進めることができました。

私たちは自社の靴下の品質や履き心地には自信があるのですが、靴下を実際に履いてもらう必要があります。そこで、現地の人達に喜んでもらえるイベントは何かと考え、昨今のトレンドでもある「サスティナビリティ」を取り入れたイベントを企画しました。

イベントは、2月に WeWork 175 Varick Stのコミュニティスペースにて開催することになりました。コミュニティチームに協力してもらい、入居者や入居者の友人を対象に、不要になった靴下を持参してもらいタビオの靴下と取り替え、預かった靴下を日本に持ち帰り、再生燃料や再生繊維にリサイクルするという、イベントを行いました。

イベント自体は4時間ほどだったのですが、合計で100名の方に参加してもらい大きな反響がありました。イベント中には「実際に靴下を買うことはできるのか?」といった問い合わせもあり、正直ここまで興味を持っていただけるとは予想もしていませんでした。

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▲ポップアップイベントは WeWork 175 Varick St のコミュニティスペースにて開催

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3分でわかる WeWork

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また、国内の WeWork 拠点でも何度かイベントを開催しており、これまでに WeWork 丸の内北口 や WeWork オーシャンゲート みなとみらい でタビオのPRをさせていただきました。

このように WeWork 内で積極的に活動することで、他拠点も含めた入居者からのお問い合わせや新規顧客のご紹介など、さまざまな案件もいただいています。

大きな期待を抱く、WeWork ならではのグローバルネットワーク

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▲Tabio USAを管轄するGeneral Manager, US Business Teamの竹澤 一浩さんとCreative Director, US Business Teamの上村 麻美さん

———今後の展望を教えてください

現在、6月にニューヨークとロサンゼルスの WeWork でイベントの開催を予定しています。前回大きな反響をいただいたので、今回はさらに力を入れてイベントに臨みたいと思います。また、米国では日本以上にプレゼントを贈りあう習慣があり、特に冬のホリデーシーズンは大きなイベントになるかと思います。なので是非、WeWork と一緒にイベントをしてみたいですね。

また、靴下市場で占めるシェアを拡大するというよりも、タビオに価値を感じてもらえる層にリーチしていきたいですね。WeWork で繋がった方々に話を聞くと「今まで靴下に興味がなかったけど、タビオの靴下を履いたらタビオ以外の靴下が履けなくなった」といっていただけることが多々あります。

私達が目指しているのは、まさにこのようなタビオファンを生み出していくことです。今後も WeWork のコミュニティを有効活用することで、私たちの靴下に込める想いを広く届けていきたいと考えています。

 

*本記事は2019年5月に実施したインタビューを元に作成しています

>> 大阪エリアの拠点一覧はこちら
>> WeWork なんばスカイオについての情報はこちら

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