
更新日:2026.06.23
人と人をつなぎ、コミュニティに化学反応を生み出す。他にない「コミュニティチーム」という仕事 - WeWork Japan, Community Team
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WeWorkが他のシェアオフィスやコワーキングスペースなどと大きく異なる点に、「コミュニティチーム」の存在があります。コミュニティチームの役割は、メインのラウンジにあるコミュニティバー(受付カウンター)に常駐し、来客対応やメンバー(ご契約のお客様)の日常的なサポートを行うだけに留まりません。担当拠点を活性化させるイベントをタイムリーに企画・運営し、メンバー同士の新たな接点やコラボレーションを創出し、コミュニティの化学反応を促す触媒の役割を担っています。今回は、多様なキャリアからWeWorkに飛び込み、現在それぞれの拠点でコミュニティチームとして働く3人に、役割の意味やモチベーションについて語り合ってもらいました。
【WeWorkはこんな職場】
・新拠点オープンや増床が続き成長中のグローバル展開するフレキシブルオフィス企業
・多様なバックグラウンドを持つ仲間が互いを尊重し、挑戦を支え合うカルチャー
・現場から経営層まで、フラットで風通しのいい組織
・職場は主要駅直結または至近のWeWorkオフィス
・有給休暇、産休・育休が取りやすく、フルフレックス制度*による柔軟な働き方が可能
・「えるぼし認定」や「くるみん認定」「PRIDE 指標 Gold」を取得。ダイバーシティな職場環境
*本社勤務の場合
WeWorkを選んだ理由——それぞれのキャリアが交差する場所
──現在のお仕事の内容と、WeWorkにジョインした経緯を教えてください。
Saki:では、私から話しますね。私はシニアコミュニティマネージャーとして、WeWork 神谷町トラストタワーとWeWork 城山トラストタワー、WeWork 乃木坂、WeWork アークヒルズサウス、WeWork 神保町の5拠点を見ています。WeWorkに入社したのは2019年の1月で、それ以前は、海外アパレルブランド日本出店のVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)のマネージャーを務めていました。
そのアパレルブランドでは7、8年働きましたが、経験を重ねる中で同じ仕事を続けるイメージが持てなくなり、新たなキャリアに挑戦する良いタイミングだと考え、キャリアチェンジを決意しました。とはいえ、当時は次に何をしたいかを明確に決めていたわけではなく、これまでとは違う業界で働いてみたいという考えしか持っていませんでした。LinkedIn経由で声をかけてくださった転職エージェントの方にも、「アパレル以外で」と言ったら驚かれました。どんなところでもいいからまずは見てみたいと伝えたところ、WeWorkを紹介していただきました。
その時応募したポジションはコミュニティチームではありませんでしたが、選考を進める中でコミュニティチームに向いているのではないかと言われ、自身で調べた結果、挑戦することを決意しました。WeWorkは当時日本上陸間もないタイミングで、「コミュニティがビジネスや人生を豊かにする」という考え方がとても新鮮に感じられました。何かが始まる期待感から、WeWorkで新しい一歩を踏み出すことにしました。あっという間に7年が経ちましたが、担当する拠点が増え、次々に新しいことに取り組む毎日に、今も新鮮さを感じています。
Ryuto:Sakiさんと同じく、私もキャリアチェンジのタイミングでWeWorkに出会いました。2026年1月の入社ですから、まだ4カ月ほどですが(笑)。現在はコミュニティリードとしてWeWork ギンザシックスを担当しています。これまで、大手コンビニチェーンの店舗やエリアのスーパーバイザーを経た後、ワーキングホリデーでオーストラリアやニュージーランドで暮らし、その後IT特化型の人材会社に6、7年在籍するなどしてWeWorkに入りました。
私がWeWorkを選んだ理由は、プライベートとキャリアに対する考え方が交差するところにWeWorkがあったからです。前職は完全にBtoBの仕事で、クライアント企業の課題に向き合うことにやりがいを感じていましたが、個々の人間の悩みや課題に寄り添う仕事ではありませんでした。キャリアチェンジを考えた際、プライベートとキャリアに対する考え方が交差するところにある「自分なりの幸せ」と、反対に「自分らしくないこと」を、それぞれ100個ぐらい書き出してみました。
そこから見えてきたのは、自分は「個人個人と向き合える環境に身を置きながら、組織のために貢献できる仕事にやりがいや幸せを感じる」ということでした。WeWorkのコミュニティチームは、それが実現できる仕事だと感じたんです。ここで働くことで、自分が常に見返りを求める”テイカー”(受け取る人)ではなく、相手のために自然と行動できる”ギバー”(与える人)でいられると感じたことも、大きな魅力でした。
Yurina:お二人のお話を聞いて、私も改めてWeWorkを選んだ理由を思い出しました。私はWeWorkに関わって2年2ヶ月になります。現在は正社員としてコミュニティアソシエイトをしていますが、正社員になる前は派遣社員としてコミュニティアソシエイトのサポートをしていました。それ以前はパティシエをしていました。
パティシエとして経験を積んでいましたが、成人式で久しぶりに同級生と再会し、それぞれが様々な分野で新しいキャリアを築いていることを知り、その経験が自分自身の将来やキャリアについて改めて考えるきっかけになりました。
WeWorkへ面談に伺った際、さまざまなメンバー企業が入居している環境の中で、コミュニティチームの対応が、プロフェッショナルでありながらもカジュアルで、人として寄り添う姿勢だったことに感銘を受け、「ここで働きたい」と強く感じるようになりました。
立場やセクションを超えて助け合うWeWorkで感じた自身の成長
──WeWorkで働いて、ご自身の成長や手応えを感じているところはありますか?
Ryuto:私は短期間ながら、明確に成長を実感している点があります。それは、チームワークを意識して行動できるようになったことです。これまでのキャリアでも、チームと連携して業務を進める局面はありましたが、基本的には自分1人で進めるスタイルでした。
ところがWeWorkのコミュニティチームではそうはいきません。イベントを実施するにも1人ではどうにもなりません。「力を貸してください」と助けを求め、ポジションや立場に関係なく手を貸してくれる仲間でチームをつくって進めることになります。逆の立場であれば、どうしたら力になれるかを一生懸命考えます。「チームでゴールを達成する感覚」はこれまでのキャリアにはなく、その大切さに気付けた自分に成長を感じています。
Yurina:私も全く同じことを感じています。誰しも一定の年齢になれば、人に助けを求めることには抵抗があるものですが、コミュニティチームは困っていると声をかけてくれる優しい方ばかりで、何度助けられたか分かりません。WeWorkがブランドパーパスとして掲げる「変化はここで創造する」という言葉にリアリティーがあるのは、こうして力を合わせてチームで課題を解決するカルチャーがあるからだと思います。
特に印象に残っているのは、入社間もない頃に担当したクリスマスイベントです。入社直後にもかかわらずプロジェクトオーナーを任せてもらい、初めて経験する業務やメンバー企業との調整など、多くの課題に向き合いながら準備を進めました。試行錯誤を重ねる中で、自ら工夫しながら進める一方、コミュニティチームのメンバーにも積極的に相談し、協力を得ながらイベントを成功に導くことができました。この経験を通じて、一人ひとりに大きな裁量が与えられ、周囲にも温かく支えられながら新しい挑戦を乗り越えられる環境の魅力を実感しています。
Saki:2人が話してくれたことは、まさにWeWorkらしさの本質だと思います。私は立場上いろいろな拠点を見ていますが、経験やスキルが異なっても、ワンチームで取り組む文化にWeWorkらしさを感じます。また、コミュニティチーム内だけで進めるのではなく部署を横断して目標達成のために取り組むことも珍しくありません。
2年ほど前、WeWork全体で特定のテーマに取り組む複数のプロジェクトチームが立ち上がりました。CSR活動などのテーマがあるなかで、私は自治体プロジェクトチームのメンバーに抜擢されました。
現在、23の自治体にWeWorkをご活用いただいており、各自治体が推進するシティプロモーション、企業誘致、官民連携といった取り組みの実現に向けて、さまざまなプロジェクトが進行しています。私たちのプロジェクトチームでは、そうした自治体ごとの課題や目的に寄り添いながら、施策の推進や成果創出につながるサポートを行っています。
とはいえ、最初から順調だったわけではありません。初年度はスタートアップとのマッチングイベントを複数実施しましたが、自治体と企業ではタイムラインや進め方に違いがあり、十分な成果創出には至りませんでした。その経験を踏まえ、2年目は短期的な成果を追うのではなく、自治体と企業の接点づくりや、自治体の意思決定プロセスを踏まえ、中長期的な視点でプロジェクトを推進しました。いわば、じっくりと種をまき続けた時期と言えます。
そして、その種が芽を出し、いま少しずつ花を咲かせ始めています。自治体の皆さんにWeWorkを知ってもらうところから始まり、話しやすい関係性ができてきたことで、地域の課題や実現したいこと、抱えている悩みなどを気軽に相談・共有していただけるようになりました。そこから、メンバー企業との接点や連携が生まれる場面も増えています。中には「2年前のイベントでの出会いがきっかけ」といった声をいただくこともあります。”関係づくり”から始めた活動が、ようやく少しずつ実を結び始めていることを実感しています。
一人ひとりに寄り添うコミュニケーションが、コミュニティ活性化の鍵
──普段のコミュニティチームのお仕事で、大切にしていることを教えてください。
Ryuto:かつてコンビニエンスストアで勤務していた頃は、常連のお客様のよく購入される商品や来店時の行動パターンを覚え、一人ひとりに合わせて先回りした対応を心がけていました。そうした積み重ねによって自然と会話も増え、お客様との関係性を深めることにつながったと感じています。WeWorkでも、メンバー一人ひとりに寄り添いながら、役に立つ存在になることを目指しています。
その結果、お互いの信頼が深まり、私を起点に他のメンバー同士のつながりが生まれるなど、“前置きや遠慮のいらない関係”を数多く築くことができました。そこからビジネスにも発展する活発なコミュニティができると信じて活動しています。
Yurina:それはまさに、私が去年1年間の小さな積み重ねのなかで実感した「コミュニティチームの基本的な仕事のサイクル」そのものだと感じています。メンバーにお名前で呼びかけて「おはようございます」「こんにちは」と挨拶を交わすことから始まり、その人の好みや行動に目を向け、先回りしたサポートを大切にしています。
1人でも多くのメンバーが、私のことを「自分のことを覚えてくれている人」「ハッピーのきっかけをくれる人」と認識してもらえたら、これほど嬉しいことはありません。
Saki:2人が実感していることは、多様な企業や人が集まるWeWorkだからこそ生まれる価値そのものだと思います。そして、その価値を支えているのがコミュニティチームなんだと改めて感じています。
コミュニティチームは「役場の職員」であり、WeWorkは「まちづくり」そのもの
──最後の質問です。WeWorkのことを知らない人に、みなさんならWeWorkをどのように説明しますか?
Yurina:「自分のやりたいことができる場所、自分が自分らしくいられる場所だよ」と伝えたいですね。それは、私が本当に感じたことですから。
Saki:WeWorkの魅力や、コミュニティチームという多面的な役割を説明するのは簡単ではありません。そんな時は体感してもらうのが一番だと思っています。メンバー以外の方も参加できるイベントを紹介して、「来たら分かるよ」と伝えます。
Ryuto:改めてWeWorkを簡単に説明するのは難しいですね(笑)。ただ、WeWorkは、場所を貸す不動産業と捉えられることも多いのですが、全く異なる存在だということはお伝えしたいですね。WeWorkがメンバーに提供している価値はコミュニティそのものです。各拠点で行われているコミュニティづくりは、「まちづくり」に例えると分かりやすいと思います。
ただ、一口にコミュニティといっても、人が集まれば自然発生的に成立するものではありません。WeWorkに入居したメンバーは、自分の所属するまち=コミュニティを盛り上げたい、ひいては自分たちもそのなかで目的を果たせるよう活動したいと考えて集まった方々であり、能動的に動けるいわば町内会の構成メンバーと言えます。
まちには可能性を感じた人が次々に集まり、にぎわいが生まれます。まちの真ん中には広場があり、その周りにはいくつものお店が軒を連ねてビジネスが取り交わされるようになります。広場では、お祭りや盆踊りなどのイベントが行われ、活気に引き寄せられて内外から多くの人が集まるようになります。私たちコミュニティチームは、そんなまちがより活発になるよう町内会の方々と相談しながら、必要な投資をして環境を整備したり、ビジネス成長のお手伝いをしたりする役場の職員のような存在です。
職員は、時には町内会の皆さんと一体になってイベントの集客をしたり、商品の販売のお手伝いをしたり提案をしたり、またある時は、まちを一緒に盛り上げてくれる仲間を募ったりします。また、時が経てばコミュニティを構成するメンバーも変わりますし、刷新やカスタマイズが必要な仕組みや設備も出てくるでしょう。
そんなことを考え続け、行動し続けて、コミュニティの活性化に寄り添い続けるのがWeWorkのコミュニティチームです。もしそれを止めてしまったら、いずれはただワークスペースを提供するだけの存在になってしまうかもしれません。
Saki:Ryutoさんの「まちづくり」という表現、とても腑に落ちます。私がこれまで7年以上WeWorkで働き続けてきたのも、まさにそのダイナミズムがあるからだと思います。
Yurina:私も同じです。コミュニティチームという仕事を通じて、メンバーを含め、人とつながることの喜びを大きく実感しています。これからも、このWeWorkというコミュニティをもっと盛り上げていきたいと思います。
*情報は2026年5月時点のものです。
